内向型ブロガーゆうです。
- 内向的な性格が嫌だ
- 内向的な性格を変えたい
- 自分に自信が持ていない
こんな悩みを抱えている、すべての内向型さんにおススメの書籍を紹介します。
その名も『仕事・人間関係・人生が好転する!「内向型の自分を変えたい」と思ったら読む本』です。
タイトルだけ見ると「なんだ、やっぱり内向型の性格は変えないといけないんだ」と思いそうですが、全く逆の内容が書かれています。
「内向型を変えなくても、人生は好転するよ」って。
すごくワクワクしませんか?
この本を読んで、性格を直そうと必死だった自分とおさらばしましょう!!
「内向型の自分を変えたい」と思ったら読む本
著者は渡瀬謙さん。
現在は内向型の強みを活かし活躍されていますが、子供の頃から極度の人見知りで、40年以上もその性格に悩んでいたそうです。
しかし、内向的な性格を変えなくても活かすことができると気付いてから人生が好転し始めます。
本書には渡瀬さん自身の体験をもとに内向型を生かす方法が6つのステップで書かれてにいます。
今回はその中から3ステップをご紹介します!
3ステップを実践するだけでも人生の好転を実感できることでしょう。
ステップ①「本当の自分」を知る

自分の性格がキライだと本当の自分は直視したくない存在かもしれません。
しかし、本当の自分を理解することがいちばん最初のステップだと著者は述べています。
本書には著者のこれまでの経験をもとに内向型の特徴が書かれています。
- 性格が暗い
- すぐに緊張する
- 人づきあいが苦手
- 無口である
- 意見を言わない
- 判断が遅い
- 面白いことが言えない
- 特に異性と話ができない
- 他人の顔色を気にする
- 自分への評価と他人への評価が厳しい
- 細かいことが気になる
- 劣等感を持っている
自分と照らし合わせてみてください。認めたくないけど本当はこう思っている、子供の頃からこうだったなど本当の自分が見えてきます。
本当の自分を知ると2つの視点が持てるようになります。
- 物事にはプラスとマイナスの両面がある
- 苦手なことを対処するときの選択肢を増やすことができる
それぞれ説明する前にまず私の内向的な特徴をあげてみます。
- 自分から話すのが苦手
- 子供のころから友達が少なかった
- 電話をかけるのも出るのも苦痛(友達でも)
これはほんの一部です。
私の特徴と2つの視点を照らし合わせて説明しますね。
物事にはプラスとマイナスの両面がある
物事のプラスとマイナスとは、雨が降るのは嫌だけど、ラジオ体操が中止になって嬉しいみたいなことです。
筆者は性格も同様だと述べています。つまり、マイナスだと思っていた性格がプラス面を持ち合わせていることになります。
- しゃべりは苦手だけど、話を聞くのは得意
- 友達は少ないけど、深く付き合える親友がいる
- 電話は嫌だけど、メールの返信はめちゃくちゃ早い
プラスとマイナスの両面を持ち合わせることで、他の人とは違う個性や独自性が際立つと述べています。内向型さんは、マイナスと思っていることが多いのではないでしょうか?マイナスを多く持っているということは、プラス面も多く持っていることになります。
苦手なことを対処するときの選択肢が増える
本当の自分が分かると何が苦手なのか、何をやりたくないのかはっきりします。
今までは苦手なことがあっても、やらなくちゃいけない、できない自分はダメだと思って自分の正直な気持ちを隠していたかもしれません。
でも、やりたくないことはやらなくていいと考え方を変え、苦手なことを対処する選択肢を増やすと無理にやらなくてもよくなります。
- 無理に話さなくてもいい。聞き役になろう!
- 気の合う友達だけいい。そのほうが気楽。
- 電話じゃなくてLINEでいいや。自分の思いがうまく伝わるから。
- 電話で予約したくないからオンライン予約のあるお店にしよう。
- 電話したくないから夫にしてもらおう
- 姑から電話がかかってきたら、子供たちに出てもらおう
(どんだけ電話がキライなの?私)
苦手なことの対処法がたくさんあると気持ちが楽になりませんか?
自分と向き合うのは嫌な作業かもしれません。「私は◯◯な人間だ」と心の中で思うだけでいいんです。最初のステップだと思って取り組んでみてください。
ステップ②「いまの自分」を受け入れる
著者は営業マンでしたが、なかなか商品が売れない日が続いていました。しかしあるときリーダーから「営業に向いている」と言われたそうです。
その言葉をキッカケに内向的な性格を生かした営業でトップセールスを獲得します。
この出来事から筆者は「内向型のままでいい」事に気づきます。さらに、
性格に良し悪しはない。あるのは「単なる違い」だけ
というところに気付き、
「人は生まれつき決まった性格をもっている。その性格は変えられない。そこに良し悪しの差はなくて、あるのは顔と同じように人と違うということだけである」
という考えにたどり着きます。
内向型人間は生まれつきで変えることはできない。
ステップ②はこの考えを受け入れることになります。
自分の性格が嫌で悩んでいるのに、その性格を受け入れるのは大変な作業です。
しかし、良し悪しはなく生まれつきだと思えば、もう受け入れるしかありませんよね?
ステップ③人に伝える
人に何を伝えるのか?それは
「自分は内向型である」
という事実です。
みなさんは自分が内向型であることを伝えてきたことがありますか?
筆者は本当の自分を周りに伝え、次の変化が起こりました。
●まわりの人たちが親しげに話しかけてくれるようになった
●自分の性格がばれないようにと、おどおどすることがなくなった
●自分の意見が言えるようになってきた
●人づきあいのストレスが激減した
それでも、なかなか言えない方もおられると思います。しかし筆者はこう述べています。
それは、「自分の性格を正直に伝えても、悪くなることは1つもなかった」ということ。
正直に自分を見せても、良くなることばかりで悪化したものは何もなかったのです。自分の性格を隠さないほうが状況は好転するって目からうろこですね。
周りに自分のことを伝えるポイントとして、あえて禁句を口にすると良いと書かれています。禁句とは内向型のせいで封印していた言葉を指します。
「私は、人前に出ると、すぐあがってしまうんです」
「緊張するので、あまり注目しないでください」
「何時間でもしゃべらないでいられます」
こんな感じで、周りに正直な気持ちを伝えてみるのです。
私はこの本を読むまで伝えたことがなく、むしろ社交的な自分を演じてきました。内向型の性格の自分を恥ずかしく知られたくないと思っていたからです。
私はこの本を読んだ後、試しに周りの人に内向型の自分の特徴を伝えてみました。
するとどうなったか?
みんなが助けてくれるようになったのです。
内向型人間は自分の性格を隠したいがために、人に助けを求めるのが苦手で、なんでも自分1人でやってしまうクセがあります。
でも内向型を伝えると案外みんな受け入れてくれて助けてくれるようになります。そっちのほうがずっと楽に生きられることにきづいてからは、自分にできないことは素直に人に頼るようになりました。
みなさんも騙されたと思って本当の自分を周りに伝えてみてください。
ステップ①と②をこなしているんだから大丈夫。
まとめ
それでは3つのステップをおさらいしましょう。
- ステップ①「本当の自分」を知る
→性格のプラス面を発見し、苦手なことをしなくていい方法を見つけることができます。 - ステップ②「いまの自分」を受け入れる
→内向型を生まれ持った特徴だと捉えることです。生まれ持ったものなので変えることはできません。なので変える必要はありません。 - ステップ③人に伝える
→人に内向型と伝えてみましょう。伝えることで楽に生きられるようになります。
私は本書のおかげで、自分を受け入れることができるようになりました。内向型であることを誇りにすら思います。
そして今や自分を内向型と名乗ってブログを書いています。明らかに今まではとは違う人生を歩み始めています。
本書には今回お伝えした内容からさらにステップ⑥まで紹介されています。
ぜひ手に取っていただき、本書に書かれていることを実践し人生を好転させる機会を作ってもらいたいです。
一緒に頑張りましょう